このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで


本文ここから

広報つるおか2022.11月号

更新日:2022年10月27日

市長の一筆入魂(57)

 狐たちとの踊りの中にいた。荘内大祭が行われた10月9日の夕方のことである。前触れはあった。疎林広場のにぎわい市を訪れると、ステージを待つキッキンダンスファムの皆さんがいた。その際、「市長の(ステージ上での)ソロパートを用意してますので」と、冗談を投げ掛けられた。その後、天保の三方お国替えの幕命撤回にちなんだお居なりばやしパレードに伺った際、念珠関辨天太鼓の皆さんにも「入って太鼓叩かないか」と誘われたが、来賓席から丁重にお断りした。そうしているうちに、どこからともなくみゆき通りに狐が現れ、祥雲御山太鼓が鳴り響き、祭りが進んでいく。そして祭りも終わりに近づく頃、ひょいっと中学校時代の国語の先生が現れ、「お居なり」の声の輪の中に。夢一座の皆さんとともにお居なり大黒舞で練り歩いたのだった。


 酒井家庄内入部400年の記念式典を終えた翌10月9日は快晴に恵まれた。午前に、忠勝公を含む大名行列が鶴岡公園を出発し、徳川様、徳川四天王の皆様を見送ってほっとして疎林広場へ向かった。鶴岡青年会議所の皆さんが用意した料理が並ぶ各テントには行列ができ、昼には早くも売り切れになる店も出る盛況ぶりだった。私も特別限定のカクテルを一杯頂き、短い時間だったが秋の風を楽しむことができた。そして狐たちと。あれは夢ではなかったはずである。


 10月7日は、由良温泉が国民保養温泉地に指定されたことから、東京へ出張し、環境大臣名の指定状を受領した。平成14年の湯田川、平成30年の湯野浜、令和元年のあつみに続き4件目。これは全国最多である。10月11日からは全国旅行支援(やまがた旅割キャンペーン)がスタートしたが、考えてみると、近所に4つも国民保養温泉地があるのは幸せなことである。3つの日本遺産、これも全国最多である。入部400年に合わせ遠方から当地を訪れた友好都市の代表たちには、当地のおいしい食事、稲刈りが進む風景を楽しんでもらったが、それが私たちの暮らしのすぐそばにあるのだ。


 昭和57年に市街地で最初のコミセンとしてオープンした第三学区コミュニティセンター。そのホームページをのぞくと「シニアの経験値×若者の発信力=∞」の4コマ漫画が目を引く。10月10日、その第三学区コミュニティ協議会と社会福祉協議会が設立40周年を迎え、祝賀会が行われた。近年はホームページやSNSの活用にも力を入れ、長年の生涯学習の取り組みを「令和まなび塾」として発展・継承し、有償ボランティアの仕組み「支え合いネット」など、特色ある地域づくりが行われている。「未来創造ミーティング」など、より幅広い年齢層が参加しやすい事業運営に取り組んでおり、これからの展開が期待される。創造と伝統の街をつくっていくために、更なる市民参画の街づくりが重要となっている。


皆川 治

お問合わせ

メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。

鶴岡市役所 総務課
〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号
電話:0235-25-2111
FAX:0235-24-9071

本文ここまで

サブナビゲーションここから

市長の一筆入魂

編集

マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。

情報が見つからないときは

サブナビゲーションここまで


ページの先頭へ
以下フッターです。

鶴岡市 

〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号 電話:0235-25-2111(代表番号) FAX:0235-24-9071
メール:tsuruoka@city.tsuruoka.lg.jp(問い合わせ先)
窓口受付時間 月曜から金曜日(祝日及び12月29日から1月3日までを除く)午前8時30分から午後5時15分
フッターここまで